学生・講師
インタビュー

ひたむき人【第4回】

齋藤さんインタビュー

INTERVIEW

スペースデザイン設計科
齋藤 伸一朗さん
紹介文
インテリアデザイン設計科  齋藤 伸一朗さん

東農大卒→アパレル販売員として東京から名古屋へ→地元山形の大学職員→再び東京で学生生活。これが、ぽつぽつと、言葉を慎重に選びながら語る齋藤さんの略歴。一見してインテリアとは無縁のキャリア、でも多くの人とのつながりがあったからこそ今ここにいると彼は言う。同時に、悩んでいる。紆余曲折を味わった人生だからこそ、真剣に悩んでいる。スペースデザインカレッジ在学中にその心の靄(もや)を拭おうという、そんな彼の「ひたむきな」姿。
インテリアに興味を持ったいきさつを教えてください。
まず、大学では造園科学科というところに所属していて、環境デザインやランドスケープデザインについて学んでいました。その傍らアルバイトでアパレルの販売員をしていて、環境にも洋服にもどちらにも興味はあったのですが、卒業後は就職活動の末、そのままアパレルの世界へと進みました。
就職先は東京コレクションにも出ているブランドで、東京で3年、それから名古屋に新店舗の立ち上げに行き、そこでは店舗マネージメントや販売の企画などにも携わっていました。
この時に、レイアウト、つまりは内部空間を工夫して販売すると、売上も変わってくるという実体験がありました。
例えば、店舗という空間にお客様が入って来た時に、「いいな」と感じるのは服だけではなく、その内部空間全体なんです。そこで、実践的に自分が店頭に立って、お客の流れを見ながら「ここはこうしたほうが良い」ということを考えていました。その結果売上が上がったり、お客様に喜んでもらえたりして・・・。
そんな中、今後を見据えたときに、自分はどんなことをしたいのだろうということを考え出していました。
そうして今度は、その内部空間そのものをデザインしたい、という欲が生まれてきたんです。
色々と比較検討されたと思いますが、スペースデザインカレッジを選んだのはどうしてですか?
資料を取り寄せて、そのパンフレットにあった校長先生の言葉、 たしか、「教育」とは、共に育つ「共育」だ、という内容だったのですが、 これが自身のショップでのマネジメント体験と通ずるものがあって、それで体験入学に来たんです。
他の建築やインテリア関係の専門学校にも見学に行ったのですが、どこもCADのことばかりでした。
パソコンの前に座らされるばかりの内容で、魅力的には思えませんでした。
ところがスペースデザインカレッジの体験入学では手を使うことを奨められました。
パソコン操作もCADも重要だけど、根底にあるのは描く力だ、というお話を聞いて非常に納得が行きました。
自分は決してスケッチが上手かったわけではないので、その基礎、根底にあるものを学びたかったのがきっかけで、それをつきつめて考えたらここだったんです。
それと、これは今になって思うのですが、20歳以上という点も大きいです。
これは、成人ということと、いろいろ経験されてる方がいる、ということ。
多ジャンル、それも突拍子もないジャンルの人が入学していたりするので、自分が知らない世界のことを聞いて影響を受けながら勉強できる環境が良かったと思います。
入学してからは実際にいかがでしたか?
入学前は、設計やインテリアのことばっかりやっていくのかと思っていました。
ところが陶芸とか稲刈りとか、直接デザインの糧になるかどうかはわからないのですが、デザインというものに携わる上で役立ついろいろなことがカリキュラムに組み込まれているのが面白いと思いました。
しかも、実社会に出た際の対お客様を想定した授業内容や課題、課外活動だったりすると思うので、体験しなければ分からないこと、それを学生のうちに実際に感じて、机の前で学べるのはいいですね。
そういうことができる学校は少ないと思います。
カリキュラムにしても、私はゼロから勉強を始めた身だったのですが、ついていけるかどうか、というよりも、やりきれるかどうかのモチベーションが問われているものだったと思います。
課題も次々と出され、正直「こんなことから始めるんだ」という驚きから始まりました。
1学期には基礎をみっちりと学べるので、ついていけない、ということはないと思います。
ただ、学校のカリキュラムをこなすだけが本当の意味での勉強ではないとも思います。
今後についてはどうお考えですか?
いまはまだざっくりとしています。
まだ就職という現実的なところまで落とし込めていないですね。
自分の中で思いを熟成している期間、といいますか。
多ジャンル、例えば外部空間、照明、色相学とかも学ぶ環境にいるので、照明に興味があったりもするのですが・・・。今は、「建てる」ことよりも、空間の内部ですとか、建物を際立たせるものに携わりたいと思っています。
でも、「衣食住」に携わる仕事は絶対にしたい、という希望があります。
すでに「衣」は経験したので、次はもっと生活に密着した部分である「住」についてつきつめたいと思います。
アパレルの世界に戻ろうというつもりはないのですが、販売員時代に経験させていただいたことは自分の糧だと思っています。それに、周りの人に助けられていることをすごく実感しているので、それを活かせるような作品づくりをしたいと思っています。
ゆくゆくは、地元に帰って、地元を盛り上げたいと思っています。
大都市は刺激になるけど、同じ目線を持って地元に帰って、やれることをやる。これが遠い将来のヴィジョンですね。
でも、いまの課題として表現するその「もの」がよくできていないので、レイアウトや言葉でその意味を補うようにしています。プレゼンテーションの場では、きれいに見せるというよりも、どうしたら伝わるだろう、というように。
イメージはあるんです。
こうやったら、目を引くのではないか、とか。
それに対する技術が伴っていない。ではどう補おう、そういう思考ですね。
これに関しては、いろいろな人と話をして意見を聞きながら、取り入れながら発展させていきたいと思っています。
でも、まだまだ明確にできない、経験していない業種ですから、自分から踏み込んで、それから考えるのもひとつの道かと思っています。
とりあえず何でも経験する、これが自分には絶対に必要です。その上で、人間性を大事にしたようなデザインを心がけたいと思っていますし、憧れてもいます。
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