2016.07.01インテリアアクセサリー , インテリアコーディネート , 店舗デザイン

レトロな雑貨で部屋をアメリカンダイナー風にインテリアコーディネート

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インテリアコーディネートにはさまざまなバリエーションがあります。その中でも、目を引く赤やチェッカーフラッグ柄(市松模様)、ネオンサインなどが特徴的なアメリカンダイナー風のインテリアコーディネートは昔から根強い人気があります。
ダイナーとはプレハブ式のレストランのことを指す言葉ですが、その外観・内観・雰囲気はひと目で「これぞアメリカ」と思わせてくれますよね。

今回は、そんなアメリカンダイナー風のインテリアコーディネートについてご紹介します。

アメリカンダイナーの歴史

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ダイナーの起源は1872年にまでさかのぼります。もともとはある会社が従業員のために食事を販売していた馬引きのワゴンでしたが、ただのワゴンでは寒さや雨対策ができませんでした。そのため1906年にキッチンやカウンター付きの形式になり、次第にアメリカ東海岸で広まったといわれています。

高級レストランというよりも、庶民向けの安価な料理を出すダイナーは小規模ビジネスとして人気がありましたが、1970年代以降はファストフード店が台頭してきたため店舗数は減少傾向にあります。
現在のダイナーは以前よりも広い食事席やおしゃれな装飾品などがあり、大型のものはダイナーレストランと呼ばれていますが、昔ながらのデザインや雰囲気は今でも多くのファンから根強い人気を得ています。

アメリカンダイナー風インテリアの特徴

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ここでいうアメリカンダイナー風のインテリアとは、主に1950年代・60年代風のものを指します。ポップで派手なことなどが特徴ですが、いずれもオールドアメリカンを思わせるレトロな雰囲気は共通しています。
例えば、アメリカ車の座席を模したソファー、バイクやハンバーガーの置物、コーラが描かれたベンチシートなどがあれば一気にアメリカンダイナーの雰囲気が出せるでしょう。

また、カッティングシートや壁紙を使って、床や壁を赤白もしくは白黒のチェッカーフラッグ柄にするとアメリカンダイナー風になります。
他にも、メタルラックや、脚がメタル素材のイスやスツール、テーブルがあるとよりアメリカンダイナー風インテリアに近づきます。

ポイントは、赤を多めにしつつ黒と白も取り入れ、ステンレスやブリキなど、メタリックな素材が使用された家具や雑貨を置くことです。懐かしくレトロで、良い意味でチープな雰囲気を大事にしましょう。

アメリカンダイナー風にするならこの家具・雑貨

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ダイナーテーブル&ダイナーチェア

テーブルとイスは部屋の中心部分に置かれることも多く、全体の雰囲気を方向づける重要なインテリア。だからこそ、机とイスを思い切ってレトロなアメリカン雑貨にしてみましょう。色は赤や黒、白などの単色で、光沢があるタイプがおすすめです。

ROUTE66(ルートシックスティシックス)マット

ROUTE66とは、カリフォルニア州サンタモニカとイリノイ州シカゴを結ぶ全長3,755kmにも及ぶアメリカの旧国道66号線のこと。60年代に大ヒットしたアメリカドラマの舞台にもなり、廃線となった今でも数々の映画や音楽に取り上げられるほど人気の道路です。
そんなROUTE66のロードサインが書かれたマットを、キッチンやお風呂、トイレなどに置くとオールドなアメリカの雰囲気を感じられます。

ジュークボックス

ポップなネオン管が配されたジュークボックスは、本物のアメリカンダイナーでも使用されている雑貨。部屋の照明を暗くするとキレイなイルミネーションが部屋を彩ります。また、最近の機種はCDに加えて携帯音楽プレーヤーやスマートフォン接続にも対応しているため、レトロに音楽を楽しみたい方にもおすすめです。
本物のジュークボックスはハードルが高すぎる!という場合は、ジュークボックスを模したオブジェや貯金箱、小物入れがおすすめ。サイズはかなり小さくなってしまいますが、場所を取らずにアメリカンダイナーの雰囲気を気軽に楽しめる点が魅力です。

おわりに

アメリカンダイナー風のインテリアコーディネートは、日本では日頃あまり味わうことのできないレトロでポップなオールドアメリカンの雰囲気を楽しめる非日常感が魅力の1つです。アメリカンダイナー風インテリアに興味を持った方は、ぜひこの記事を参考にアメリカンダイナー風の部屋作りに挑戦してみてください。

↓アメリカンダイナー風とはまた違うアメリカンなインテリアコーディネート、西海岸風(カリフォルニア風)についてはこちらの記事をチェック♪↓


↓レトロはレトロでも、日本のレトロも捨てがたい…!そんな方はこちらの記事もチェック♪↓

インテリアコーディネートの知識を活かせる仕事って?

インテリアコーディネートの仕事といえば、インテリアコーディネーター。
しかしインテリアコーディネーターだけでなく、インテリアデザイナー・店舗デザイナー・家具デザイナーなどなど・・・インテリアコーディネートの知識を活かせるお仕事はたくさんあります。

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