エキゾチックな魅力満載！トルコ風インテリアで部屋をコーディネートしよう

トルコ風インテリアといえば、エキゾチックな雰囲気が魅力的。西アジアに位置するトルコは、文化・宗教的にはアジアの影響が強いものの、政治・経済的にはヨーロッパの影響を色濃く受けているといわれています。そのため、アジアとヨーロッパのスタイルを織り交ぜた独特の生活様式を持っている点が特徴的です。
今回は、そんなエキゾチックな魅力満載のトルコ風インテリアコーディネート術をご紹介します。

1 トルコキリムを取り入れよう
2 トルコ風の家具を置いてみよう
- 2.1 ディヴァン代わりのローソファ
- 2.2 オットマン（オットマンチェア、オットマンスツール）
3 トルコ風インテリアにおすすめのアイテム
4 おわりに
5 インテリアコーディネートの知識を活かせる仕事って？

トルコキリムを取り入れよう

トルコ風の部屋作りにはトルコ風ファブリックは欠かせません。

トルコ伝統のファブリックとしては、キリム（平織り）が有名です。キリムは、元々は西アジア・中央アジア一帯で暮らしていた遊牧民が、自分たちが使用するために織っていたものだといわれています。じゅうたんやソファカバー、クッションカバーなど、さまざまなアイテムがあります。

100年以上前に織られたキリムは「アンティークキリム」、40～100年前に織られたキリムは「オールドキリム」と呼ばれており、高価なものがほとんどです。しかし、キリムは何も古くて高価なものばかりではありません。近年では「ニューキリム」と呼ばれる新しいものが多く、比較的安価に手に入れることも可能です。

本物のキリムにこだわらなければ「キリム風」でも良いでしょう。キリム風の模様がプリントされたクッションカバーやコースターなど、小さくて安価なキリムでトルコ風を演出することも十分可能です。

トルコ風の家具を置いてみよう

トルコ風のファブリックの次は、トルコ風の家具を置いてみましょう。

ディヴァン代わりのローソファ

トルコの前身であるオスマン帝国では、背もたれや肘掛けのない「ディヴァン」と呼ばれるロータイプのソファが一般的だったといわれています。
現在でもディヴァンタイプのソファを手に入れることはできますが、背もたれや肘掛けがないため少々不便かもしれません。そのため、背もたれが低く肘掛けのないタイプのローソファで代用しましょう。トルコキリムのクッションカバーやソファカバーを取り入れれば、ソファがディヴァンでなくても伝統的なトルコ風の部屋に近付くことができますよ。

オットマン（オットマンチェア、オットマンスツール）

オットマンとは、主に足置きとして使用する正方形または丸形の小型ソファのこと。オットマンの名前の由来は、トルコの前身、オスマン帝国（Ottoman Empire）から来ています。緊急の来客時には1人用のソファとしても利用できる、実用的なトルコ家具の1つです。

トルコ風インテリアにおすすめのアイテム

さらにトルコ風の部屋に近付きたいなら、トルコの雰囲気を感じられる雑貨を部屋に飾ってみましょう。

目玉のお守り、ナザール・ボンジュウ

ナザール・ボンジュウは、目玉を模した魔除けのお守り。インターネット通販や、トルコ雑貨を扱うお店などで購入できます。青いガラスに描かれた大きな目玉模様が独特です。壁に掛けたりドアノブに掛けたりして飾りましょう。

カラフルでかわいいトルコランプ

トルコランプは、オスマン帝国時代から宮殿やモスクなどで使用されてきたトルコの伝統的なランプです。
色とりどりのガラスを貼り付けたモザイク模様になっており、電気を点けると鮮やかに輝きます。テーブルランプからペンダントタイプのランプ、シャンデリアなどさまざまな種類があるため、好みや予算に合わせて取り入れましょう。