【インテリア専門学校では伝えきれない】
インテリアプランナーの独立方法

インテリアプランナーの独立方法

インテリアプランナーの独立方法

デザイン会社や設計事務所などに所属するインテリアプランナーの他、デザイン会社を運営するインテリアプランナーも多数います。インテリアプランナーの資格をこれから取得しようと考えている方の中には、将来自分のデザイン会社を構えたいと考える方もいるでしょう。
そこで今回は、インテリアプランナーが独立する上で注意しておきたいポイントをご紹介します。

「ファン作り」が安定経営のカギ

「ファン作り」が安定経営のカギ

企業に所属するインテリアプランナーが独立を考える際に、一番不安を感じる点は、「独立後も仕事の依頼が来るだろうか」ということです。 仕事が途切れないようにたくさんの案件を抱えることも1つの方法ですが、大量の仕事を一度に引き受けると、品質低下や作業遅れなどによって仕事全体に悪影響を及ぼし、自分の評価を下げてしまう恐れがあります。
インテリアの仕事は、商品を作れるだけ作って後は流通ルートに乗せてどんどん出荷していくといった仕事とは大きく異なり、1つの案件に費やす時間が長いため、一度にこなせる案件数も自ずと決まってしまいます。
自分が引き受けることのできる仕事量を見誤り、仕事が破綻してしまうといった事態を引き起こさないためには何が必要でしょうか。 その答えがファン作りです。しっかりと根を下ろした経営を行うためにはファン作りが欠かせません。一度ファン作りに成功すれば、お客様はリピーターとして今後もインテリアの相談に訪れてくれるようになるでしょう。また、ファンになってくれたお客様が他のお客様に自分の仕事ぶりを紹介してくれることも考えられます。
自分の仕事がお客様に認めてもらえれば、今は手持ちの仕事が一杯で仕事を断らざるを得なかったとしても、現在の仕事が完了するまで待っていてくれるケースもあるでしょう。
現在企業や設計事務所などでインテリアプランナーとして活躍する方は、企業に所属している間に1人でも多くのファンを獲得することをおすすめします。

知名度を上げる

知名度を上げる

多くのファンを持つためには、自分の仕事や作品が評価されること、そして知名度をアップさせることが重要です。そのためには、お客様の要望を最大限に生かし、どんなに小さな仕事でも手を抜かずにこなしていこうというひたむきな姿勢が大切です。 お客様から高い評価を得られれば、そこには固い信頼関係が生まれ、新たなお客様を紹介してくれるきっかけにもつながります。
また、テレビや雑誌などのマスコミに紹介されれば、知名度を飛躍的にアップさせることができます。
自分が手がけた作品の写真やプランニングを雑誌の編集者に送ったり、各種媒体を通じて自ら広告を打ち出したりするなど、メディアへの露出をアップさせるためにさまざまな創意工夫を凝らしているインテリアプランナーも少なくありません。
ブログやSNSを使ってリアルタイムで情報発信することも効果的です。

得意分野を作る

マスコミで注目されやすい仕事や作品は、他のものと異なる特徴があり、担当者自身のオリジナル性が表現された作品です。 例えば、レストランやホテルのインテリアプランに強いプランナー、さらには、医療機関や劇場のインテリアプランに強いプランナーなど、自ら得意とする専門分野を確立することが大切です。一般住宅の分野においても、高齢者向けのバリアフリーなインテリアプランや省エネを重視したインテリアプランを得意とするプランナーなど、オリジナル性を発揮する方法はいくらでもあります。自分が興味を持てる分野を探し、極めることをおすすめします。

おわりに

インテリアプランナーの主な収入源はインテリアプランに関わるプランニング料ですが、このプランニング料については、はっきりした基準が決まっていません。
そのため、独立・経営を考えるプランナーは金銭管理にも十分気を配り、インテリア商品や部材を扱う業者とも早くから提携を進め、金銭面でのマネジメント強化を図ることも重要です。

関連する資格

オススメのコース

関連する職種