2021.04.28インテリアコーディネート

大正ロマン溢れるお部屋の作り方を解説!インテリアコーディネートのコツとは


大正ロマンな部屋和洋折衷の独特な世界観が広がる大正ロマンインテリア。テレビや映画、レトロな喫茶店、歴史的な建築物として、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

シックと華やかさが混ざり合う大人の雰囲気が溢れ、訪れる人を一気にその世界観へと誘います。

 

そんな魅力いっぱいの大正ロマンインテリアを、自分のお部屋に取り入れてみませんか?

今回は、大正ロマン溢れるお部屋の作り方について、押さえておきたいインテリアコーディネートのコツをご紹介します。

 

大正ロマンインテリアとは?

大正ロマンとは、和と洋が混ざり合う和洋折衷な大正時代特有の文化のことを指します。

大正時代はわずか15年という非常に短い時代でしたが、その期間の中で西洋建築と和風建築を融合させた独特のインテリアスタイルが育まれました。それが「大正ロマンインテリア」なのです。

 

この大正ロマンインテリアは、和の空間に西洋のテーブルと椅子、ソファーなどを取り入れ、ダークブラウン色の格子戸や建具、ガラスのランプシェード、天井高を高くした余裕のある空間使いなどが特徴。和洋折衷の雰囲気の中に、シックでエレガントさを感じるスタイルといえるでしょう。

 

日本の時代の名がつくインテリアスタイルには、昭和レトロや昭和モダン、明治ハイカラなどもあります。

昭和レトロや昭和モダンは、大正ロマンインテリアよりもさらに西洋のインテリアを取り入れた近代的なスタイル。昭和はノスタルジー感や温かみがありながら、直線的なラインや無機質なコンクリートを使う建築やインテリアが好まれる時代でもありました。

明治ハイカラは、大正ロマンへとつながる重要なスタイル。明治時代に流行した男性洋装のハイカラ―(高襟)が語源となり、純和風なインテリアに西洋のテイストが混ざり始めたスタイルを指します。

そんな明治と昭和の間で確立した、和と洋が混ざり合う、魅力溢れる独特の世界感が「大正ロマン」なのです。

 

大正ロマン溢れるお部屋作りのポイント

和洋折衷の独特な世界観がある大正ロマンスタイルでは、素材・カラー・柄にこだわってお部屋作りをするのがポイント!

ここでは、お部屋の雰囲気を一気に変える3つのポイントをご紹介します。

 

素材

ステンドグラスライト多くの家具に使われる木のほか、ガラスと布は大正ロマンインテリアには欠かせない素材です。

 

ガラスの素材を取り入れる場合には、アンティークガラスや乳白色、飴色、装飾ガラスが定番。大正時代に流行したステンドグラスをアクセントとして取り入れるのもおすすめです。ガラス素材のランプシェードやガラスをはめ込んだ棚などは、大正ロマンの世界観を表現するのに欠かせないインテリアといえるでしょう。

 

そして、布張りのソファーやイス、絨毯、ラグは、一つ取り入れるだけで部屋の格を上げてくれるアイテム。シックでエレガントな大正ロマンの雰囲気をより高めてくれます。

 

カラー・配色

赤やオレンジ、紫、緑、青など、大正ロマンインテリアにおすすめする色は多くあります。色選びの際に気をつけるポイントは2つ。

 

1つ目は、淡い色、または、くすみのある明度を落した色味を選ぶこと。

2つ目は、色数と場所を限定すること。色数を増やすとにぎやかで落ち着かない印象となるため、色を使う場合はイスやソファー、ラグ、絨毯など、限定した場所に使うことで雰囲気を損ないません。

この2つのポイントを押さえることで、部屋全体に統一感が生まれます。

 

和柄の布お部屋のアクセントとして、イスやソファー、ファブリックなどのインテリア雑貨に柄物を取り入れてみましょう。

草木や花を用いた植物柄や、市松模様や矢羽根柄などの幾何学模様など、レトロモダンな印象のある柄は大正ロマンの象徴といっても過言ではありません。お部屋の中に和柄を取り入れると、一気に大正ロマンな雰囲気になります。

インテリア雑貨に柄物を取り入れる場合には、壁紙には白や淡い色などのシンプルな色を選んで柄の良さを引き立てるなど、部屋全体の色のバランスに気をつけましょう。

 

大正ロマンなインテリアコーディネートにおすすめの家具

大正ロマンなリビングお部屋を大正ロマンなインテリアコーディネートにするなら、まずはクラシカルな雰囲気のあるテーブルや椅子、机を選ぶと良いでしょう。

脚が華奢なもの、曲線のある家具、装飾や遊びが感じられる家具は、大正ロマンのイメージによく合います。

色はダークブラウン色がおすすめ。ツヤのある仕上がりの家具ならシックでエレガントな印象に、ツヤのない仕上がりの家具を選べば、少しカジュアルな印象にすることができます。

 

そして、手軽に部屋の雰囲気を変えるなら、照明にこだわるのがおすすめです。

乳白色や飴色ガラス、装飾の入ったガラスとアイアンを組み合わせたランプシェードなど、こだわりの照明を吊り下げるだけで、お部屋には大正ロマンの世界感が一気に広がります。

 

賃貸のお部屋で気軽に大正ロマンな雰囲気を出したいなら、ファブリックで取り入れるのがおすすめです。

レトロな草木柄や幾何学模様のカーテンやクッションカバーは、大正ロマンインテリアを目指すスタートにはぴったり!

 

家具一式を揃えたり買い替えたりするのが難しいという場合には、まずはファブリックや照明からお部屋作りをスタートしてみてはいかがでしょうか。

 

おわりに

和洋折衷の独特の世界観が広がる大正ロマンインテリアは一見取り入れるのが難しいように思えますが、コツを押さえれば誰でも挑戦できるインテリアスタイルです。

好みの家具やインテリア雑貨を1つ決めて、それに合わせたコーディネートをすれば、お部屋は自分好みの大正ロマンインテリアへと変わります。

ご紹介した素材や色、柄についてのポイントを参考に、統一感のある大正ロマンインテリアコーディネートをお楽しみください。

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