【インテリア専門学校では伝えきれない】
ライフスタイルプランナー資格を生かせる仕事

ライフスタイルプランナー資格を生かせる仕事

ライフスタイルプランナー資格を生かせる仕事

輸入住宅の増加に伴い、近年知名度が上がっているのがライフスタイルプランナーという資格です。しかし、ライフスタイルプランナーがどのような資格なのか、ご存じない方も多いのではないでしょうか?
ライフスタイルプランナー資格を取得すれば、インテリアやガーデニングに関する幅広い知識を習得できるだけでなく、取得した資格をさまざまな仕事に生かせるというメリットがあります。
今回は、ライフスタイルプランナー資格の内容と資格を生かせる仕事についてご紹介します。

ライフスタイルプランナーとは?

ライフスタイルプランナーとは?

ライフスタイルプランナーとは、経済産業省指導のもとに発足した一般社団法人「輸入住宅産業協会」が認定する民間資格です。
輸入住宅の普及と振興を通じて欧米のライフスタイルを提案し、日本人の住文化の向上を目指す目的で生まれた資格とされています。居住者の快適な暮らしをサポートする役目を担う資格といえるでしょう。
最近では、海外のデザインを多く取り入れた輸入住宅や、一部に海外のデザインを取り入れた住宅が人気です。そのような影響もあって、ライフスタイルプランナーへの仕事の依頼は増加傾向にあります。
具体的な仕事としては、輸入住宅に関する知識を生かしながら、居住者のニーズに応じて快適な暮らしのアドバイスや提案を行います。

ライフスタイルプランナー資格を生かせる仕事

ライフスタイルプランナー資格を生かせる仕事

ライフスタイルプランナーの資格を取得するためには、インテリア・エクステリアに関する知識や輸入住宅に関する知識、住宅販売に関する法規制についての知識の他、ライフスタイルの知識やコンサルティング・プランニング能力も必要です。
このような幅広い知識やスキルが身に付くため、活躍の場としては以下のようなところが考えられます。
【1】輸入住宅メーカー
【2】設計事務所
【3】建設会社
【4】不動産会社
【5】デザイン会社
【6】インテリアショップ
輸入住宅メーカーの中には、全員にライフスタイルプランナー資格取得を推奨しているところもあるため、輸入住宅メーカーへの就職や転職を希望する場合は、資格を取っておくと役立つでしょう。
また、最近ではライフスタイルプランナーの活躍の場は輸入住宅業界にとどまらず、日本の住宅関連企業にも広がってきています。中には資格手当の制度を設けている企業もあるため、キャリアアップに生かすことも可能です。

ライフスタイルプランナーの資格を取得するためには

ライフスタイルプランナーの資格には、「基礎」と「上級」の2つのレベルがあります。基礎試験は筆記試験のみですが、上級試験では実技試験も行われるため注意しましょう。 基礎試験は18歳以上の方なら受験可能で、「ライフスタイル」「インテリア」「エクステリア」「輸入住宅」「コンサルティング」などについての基礎的知識が求められます。基礎試験に合格して登録が完了すると、ライフスタイルプランナーを名乗ることができるようになります。
上級試験の受験資格は、基礎試験に合格し、かつ住宅関連の実務経験が2年以上ある方です。実務経験の条件に関しては、輸入住宅産業協会が認定する学校のカリキュラムを修了することでパスすることもできます。 試験科目は「住宅販売に伴う法規制」「税金」「クレーム処理」などの筆記試験に加えて、「住宅空間の構成・作図」の実技試験が実施されます。
合格率は、基礎試験では約70%、上級試験では約30%となっています。上級試験の難易度はやや高めといえるでしょう。

おわりに

ライフスタイルプランナーの主な仕事は、輸入住宅に関する知識を生かし、住まい作りを通じて理想の暮らし方を提案することです。
欧米諸国の生活文化をはじめ、インテリアやガーデニングについての知識を生かしながら居住者とダイレクトに向き合って仕事ができるため、大変やりがいのある仕事だといえるでしょう。
住宅に関する幅広い知識を持ったプロフェッショナルを目指す方は、ぜひライフスタイルプランナー資格の取得も検討してはいかがでしょうか。