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SPACE DESIGN COLLEGE

Interview/Company

2020年度コンテスト受賞作品・受賞者インタビュー

2020年度コンテスト受賞作品・受賞者インタビュー

2020年度コンテスト受賞作品・受賞者インタビュー

2020(令和2)年度インテリア産業協会主催コンテスト 受賞作品と受賞者へのインタビューをご紹介します。 インテリアコーディネーターの資格試験を運営する公益社団法人インテリア産業協会が開催しているコンテスト、「住まいのインテリアコーディネーションコンテスト」「キッチン空間アイデアコンテスト」で今年も当校の在校生11名、卒業生1名が入賞しました。 当校は同コンテストにおいて開校以来24年連続受賞しており、日本最多受賞校です。

2020年度コンテスト受賞作品・受賞者インタビュー

住まいのインテリアコーディネーションコンテスト/課題分野

製造産業局長賞(1位) 星野学人さん「tuji」
部門最優秀賞 松尾勇弥さん「Penta Living」
特別審査員賞 笠谷幸司さん「俺のAtelier」
特別審査員賞 穴沢成路郎さん「ASOVING」

住まいのインテリアコーディネーションコンテスト/事例分野

部門優秀賞 石亀奈津美さん(卒業生)「Laugh away」

住まいのインテリアコーディネーションコンテスト受賞作品・受賞者インタビュー

製造産業局長賞 /「tuji」
「辻 tuji」星野学人さん

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受賞:スペースデザイン設計科2年 星野学人さん

星野学人さん

<受賞が内定したときの率直な気持ちはいかがでしたか?>

今回受賞させていただいたことに驚きの気持ちが大きいですが、本当に光栄に感じています。 課題に取り組み始めていた時期はリモートでの授業という変則的な日程の中、ご指導頂いた先生方には本当に感謝しています。

<受賞作品に関して、解説をお願いします。>

2020年に「ニューノーマルにおけるリビング空間」を考えるということは、新型コロナウイルスの影響によるこれからの日常を考えない訳にはいかないと同時に、SNSなどの技術の発展から人と人とのオフラインでの親しみが希薄化しているという点を問題提起しました。両者の問題点を解決する仕掛けとして、「住宅地域にリビング空間を発生させる」という企画を用いてプランを広げていきました。

<作品で苦労したポイントなどはどこでしょうか?>

プレゼンテーションボードでの表現方法です。デザインコンセプトとした「路地空間」を、プレゼンテーションボードに落とし込む中で、先生にご指導を細かく頂きながらトライ&エラーを繰り返したことは「デザインをする」ことの難しさを体感させて頂けたと感じています。

<元々インテリアや建築の勉強はされていたのですか?>

SDC入学以前、大学で都市計画について学びました。インテリアについての勉強はしたことがありませんでした。

<SDCに入学されるまでの簡単な経歴や職歴などを教えてください。>

大学卒業後、SDCに入学。社会経験はありません。

<今回の受賞はこれからデザイナーとしての道に大きな追い風となると思いますが、これからやってみたい事などありますか?>

今回の課題では、地域性や他者との関わりについてを考えながら取り組みました。インテリア空間が他者との関わりを促進させるという考えを評価して頂けたことで、地方地域創生などの分野にもより興味を感じています。新型コロナによって、局所集中などの問題点が露わになった今、よりこれからの社会に貢献できる事柄であると考えています。

<東京校・京都校・大阪校とSDCに入学を検討されている方や、勉強をしようか悩んでいる方にアドバイスなどがあれば、エールをお願いします。>

SDCは20歳以上が入学資格の学校ですので、いろんな経歴の人が一緒に学んでいます。特に2学年になると、自らの意思で学ぶ集団となり、周囲の意識の高さを強く感じます。この環境は今までの学生生活では感じられなかったものでした。同じ志しを持った同期生や、私たちに根気よくご指導してくださる業界プロの先生方の存在はとても心強いです。 課題量の厳しさに苦しく思う時期もありますが、充実した期間を過ごせるのではないでしょうか!


部門最優秀賞 /「Penta Living」
「Penta Living」松尾勇弥さん

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受賞:スペースデザイン設計科2年 松尾勇弥さん

松尾勇弥さん

<受賞が内定したときの率直な気持ちはいかがでしたか?>

悩むことも多々ありましたが、自分なりに努力を惜しまず取り組むことが出来、それを評価していただけたのでとても嬉しく思います。それだけでなく、授業でご指導してくださった先生方のお陰で受賞することが出来たと思っているので本当に感謝したいです。

<受賞作品に関して、解説をお願いします。>

まず自分の実体験から考えました。現状のリビングの使い方と、不満に思っている事から今回のテーマである「ニューノーマル」なリビング空間の発想を得ました。家族それぞれで単独行動をしているのにも関わらず、何となくリビングでくつろいでいるほうが落ち着く。それは家族の存在を知らぬ間に感じていたいと思っているからなのではないか、と考えました。
別々の事をしながら、さりげなくつながりあえる。そんな現代家族の在り方に合わせた「ニューノーマル」なリビングを考えました。

<作品で苦労したポイントなどはどこでしょうか?>

「ニューノーマル」=「今までにないものを創る」、「新たな常識となる」という難易度の高い二つの条件が求められるということになるので、それを考えることがとても難しかったです。新しく、かつ実現可能なものがなかなか見つからなくて頭がパンクしそうでした(笑)。

<元々インテリアや建築の勉強はされていたのですか?>

小学校の頃、子ども向けの職業体験ができる娯楽施設に遊びに行き、インテリアコーディネーターの仕事を経験しただけで、この学校に通うまで勉強はしていませんでした。

<SDCに入学されるまでの簡単な経歴や職歴などを教えてください。>

SDCに入学する前は、法学部で全く異なる分野の勉強をしていました。在学中、将来について考えた際に「人生の大半が仕事なのに、嫌いな分野をやっていたら明るい未来はない。」と思い、小学校の頃から好きだったインテリアの世界に行こうと決心し、SDCに入学しました。

<今回の受賞はこれからデザイナーとしての道に大きな追い風となると思いますが、これからやってみたい事などありますか?>

建築、またはインテリア関係の仕事に就いて、自分が一から携わって施主とともに建築物やインテリアを考えていき、施主の喜んでいる姿を見てみたいです。

<東京校・京都校・大阪校とSDCに入学を検討されている方や、勉強をしようか悩んでいる方にアドバイスなどがあれば、エールをお願いします。>

僕のように初心者だとしても、熱心に取り組めば二年間でもすごく成長を実感することができます。もし迷っていたら、自信がなくても勇気を出して挑戦してみてほしいと思います。


特別審査員賞 /「俺のAtelier」
「俺のAtelier」笠谷幸司さん

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受賞:インテリアデザイン設計科1年 笠谷幸司さん

笠谷幸司さん

<受賞が内定したときの率直な気持ちはいかがでしたか?>

素直に心から嬉しく思います。去年の4月からデザイナーとしての勉強を始めたばかりの自分の作品を評価していただけて、とてもありがたく思います。来年も賞をいただけるようにさらに勉強を重ね、力をつけていきたいと思います。

<受賞作品に関して、解説をお願いします。>

海上に浮かぶアトリエで自分だけの時間がゆったりと流れるような空間をテーマにデザインしました。入り口からワクワクするようにあえて小さくし、潜って入り梯子あがりながら上を見上げると空まで突き抜けるよう天窓も設置しました。
最大の見所は、壁面の計9つの歯車からなる回転式の棚で、回転しても水平を保つようデザインしました。さらに下の階の道具や材料を簡単に運べるようにこの回転棚を活用することも可能となっています。

<作品で苦労したポイントなどはどこでしょうか?>

一つは、アトリエという空間を表現するために、それに必要な道具や機械を手書きで細かく描くところが苦労しました。ですが、その苦労は自分にとってとても楽しく作品が出来上がっていく過程がとても気持ち良い瞬間でもありました。たぶん細く描くことが好きなのだと思います。

<元々インテリアや建築の勉強はされていたのですか?>

ほとんどしていませんでした。元々ものづくりが好きで、そう言った本や雑誌などを読むことはありましたが、本格的に勉強を始めたのはこの学校に入学してからになります。

<SDCに入学されるまでの簡単な経歴や職歴などを教えてください。>

北海道の札幌出身です。大学までは札幌市内の学校に通い、その後、釧路市で旅行会社勤務しました。昔からデザインや建築に興味があったため、心機一転、仕事を辞めてこの学校で勉強するために上京してきました。

<今回の受賞はこれからデザイナーとしての道に大きな追い風となると思いますが、これからやってみたい事などありますか?>

椅子のデザインをやってみたいです。用途は座るというごく単純なものですが、見た目のデザインを考えながら座り心地を追求するのはいかに複雑で大変な事なのかを体験してみたいです。

<東京校・京都校・大阪校とSDCに入学を検討されている方や、勉強をしようか悩んでいる方にアドバイスなどがあれば、エールをお願いします。>

私は自分の好きなことを仕事にして生きていきたい、ものづくりに関わる仕事に就きたいその一心で仕事を辞め、新たに勉強する道を選びました。その道は苦しく、辛いかもしませんが、挑戦せずに後悔する事の方がとても辛いと思いますので、一歩を踏み出す勇気を出すことをお勧めします。


特別審査員賞 /「ASOVING」
「ASOVING」穴沢成路郎さん

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受賞:インテリアデザイン設計科2年 穴沢成路郎さん

穴沢成路郎さん

<受賞が内定したときの率直な気持ちはいかがでしたか?>

嬉しい反面、一等賞を目指していたので、くやしさが最初はありました。
ですが、また挑戦するきっかけが出来たので、再チャレンジしたいです。

<受賞作品に関して、解説をお願いします。>

デザインの着想はリビング空間において、本来あるべき姿とは何だろう、新しい生活様式として必要なことはなんだろうと考えデザインしました。その上で親子にフォーカスして動線がいかに交われるかを考え、リビングなのに遊べる空間を提案しました。

<作品で苦労したポイントなどはどこでしょうか?>

ぐにゃぐにゃしたソファの形状のCG表現が難しかったです。どうやって作っていいのかわからなかったので、とにかく本を読んだり、絵を描いたりしました。
作ってはやり直しての連続で、その度に先生に見てもらっていたので、先生にはご迷惑をお掛けしました。

<元々インテリアや建築の勉強はされていたのですか?>

私は今30歳で、元々は18~22歳まで建設業で働いていました。
ですが、勉強に役立っているかと言われると知らないことばかりで、SDCに入学して毎日が勉強になっています。

<SDCに入学されるまでの簡単な経歴や職歴などを教えてください。>

18~22歳まで建設業界、22~27歳まで中古車の販売やカスタマズの仕事に携わっており、27~29歳まで不動産業界で勤めていました。

<今回の受賞はこれからデザイナーとしての道に大きな追い風となると思いますが、これからやってみたい事などありますか?>

元々は店舗のデザインがやりたくて入学しましたが、今はリノベーションと地域創生に興味があります。

<東京校・京都校・大阪校とSDCに入学を検討されている方や、勉強をしようか悩んでいる方にアドバイスなどがあれば、エールをお願いします。>

これから入学や勉強をしようか悩んでいる方達はとても不安だと思います。私も29歳で入学を決心しましたが、仕事の事や勉強についていけるか不安でした。不安な気持ちもわかりますが、決心したことは間違っていないとハッキリ言えます。
SDCで学んだ知識や一緒に学んだ友達はかけがえのない存在になります。デザインすることの難しさや壁にぶち当たって逃げ出したくなることもありますが、その壁を乗り越えたからこその知識や仲間意識だと思います。
人生80年時代と言われていますが、2年くらい本気でやってみても損はないと思います。
頑張ってください。


部門優秀賞 /「Laugh away」
「Laugh away」石亀奈津美さん

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受賞:石亀奈津美さん(スペースデザイン設計科・2012年3月卒業生)

石亀奈津美さん

<事例分野の部門優秀賞の受賞おめでとうございます。 石亀さんはSDCの学生時代にも課題分野で受賞(会長賞・2010年度)をしていますが、その時と今回の受賞は気持ちとして変化がありますか? >

ありがとうございます。 …と、まずは落ち着いて冷静に感謝を述べられるくらいに大人になりました。笑 前回の受賞はSDCの1年の時でしたが、その時は会長賞という大きな賞だったこともあり、驚きが大きく、舞い上がっていたように思います。 また、はじめて鳥瞰パースを描いたことや、コンペの発表時期がパリ研修旅行と同じ頃で、ちょうどピッタリ旅行費に充てられたこともあり、とても嬉しく思ったのをよく覚えています。

<石亀さんは大学卒業後、鹿児島からSDC東京校に入学されました。2年間スペースデザイン設計科で学んだ後、東京の会社へ就職、そしてご結婚後に鹿児島に戻られ今の会社に勤められました。入学から現在までの流れを詳細に教えていただいてもよろしいでしょうか。>

その質問文でもう半分くらい語られていますね。笑
大学で半立体のウォールステッカーの制作をしていたのですが、やっているうちに空間からデザイン出来たら楽しいのでは、と思ったことがきっかけで、建築やインテリアの勉強が出来るところを探し、SDCにたどり着きました。
鹿児島からは京都校のほうが近いのですが、大学の恩師が東京で活躍されていたこともあり、情報量が多く、より吸収できることの多そうな東京を選びました。今も変わらずそうかと思いますが、在学中は山のような課題を、仲間たちと時々徹夜しながら取り組む日々でした。個性的で魅力的な先生方はもちろん、同期もそれぞれ違う分野の出身や年齢で、今思うと周囲の人間がずいぶんバラエティに富んでいました。同期には元ボクサーや料理人、看護師の勉強をしていた人などもいましたよ。

少し話は脱線しますが、私は模型がそんなに得意ではなく、足りない部分を得意な手描きパースで魅力を出せるように頑張っていました。
たまに本気でケンカしながらのグループ課題も楽しかった記憶があります。今思えば、図面、パース、模型、CG、プレゼンボード、陶芸や色彩、と授業の内容も色とりどりで、仲間達それぞれの得意分野がより明確に見えたおかげで、グループ課題で力を合わせるのが楽しかったのだと思います。
提出した課題には、先生方がそれぞれの視点からきちんと評価をして下さっていたので、今でも仕事をしながら、このまとめ方はあの先生にこんな風に指摘されそうだな、修正するか、等と自然と頭によぎることがあります。
卒業するときにはSDC大賞という、私にはもったいない大きな賞も頂きました。

卒業後は、新築マンションを手掛ける会社に勤めました。良い先輩に恵まれ、丁寧に厳しく育てられ、2年目には1棟まるごと担当物件を持たせてもらえるくらいになりました。その会社には6年間お世話になり、マンション9棟と他の設計担当者のインテリアコーディネートのみを32棟、担当させて頂きました。忙しい日々でしたが、何もない更地から、法的な制限を考慮しつつ、イチから魅力的な建物をデザインしていく仕事は難しくもやりがいのある仕事で、飽きずにずっと楽しく設計をしていたように思います。

実は、SDCの同期の中に、こいつにだけは負けない…!と思っていたライバルがいたのですが、そのライバルの嫁になりました。結婚して先々を見据えたときに、東京で保育園に預けることは難しいのでは?金銭面は?という心配がありました。私達の実家は岩手と鹿児島。すぐに頼れる距離ではありません。元々東京に出てきた時にいずれは鹿児島に戻りたいと思っていた私に、夫が鹿児島への転居を決めてくれました。

<現在のお仕事はどんなことをされていますか?>

鹿児島では、リノベーションの仕事を選びました。シンプルにRCの設計が好きなことと、新築マンションの設計をしている中で、いずれ自分が手がけたマンションが古くなったとき、どういう風にしてあげられるだろうか、という思いもあり、マンションの一生を見てみたいと思ったからです。
木造のリノベーションも手がけている会社なので、RCは設計から、木造はインテリアコーディネーターとして仕事をしています。今所属しているリノベーション課は、営業や現場監督とも距離が近く、チームワークのよい環境で、忙しくにぎやかな日々を過ごしています。

<上記の質問に絡めてですが、ある1週間のスケジュールなどをお教えいただいてもよろしいでしょうか?>

【月】AM:会議、PM:図面・資料作成
【火】AM:現場確認(解体後確認)RC戸建リノベA様邸、PM:図面・資料作成
【水】休み
【木】AM:図面・資料作成、PM:現場確認(中間検査)木造戸建リノベB様邸
【金】AM:資料作成、PM:施主打合せ マンションリノベC様邸
【土】AM:施主打合せ 木造リノベD様邸、PM:打合せ内容のまとめ・メーカーへ資料手配等
【日】AM:資料作成、 PM:施主打合せ 木造リノベE様邸、打合せ内容のまとめ・メーカーへ資料手配等

このインタビュー回答を書いている直近の1週間のスケジュールにしてみました。
数えてみたら現場と打合中合わせて8物件ありました。リノベーションは新築マンション1棟やっていたころと比べると規模も工事期間も短いので、その分、いくつか物件を並行して動いていく形になることが多いです。
休みは基本的に水曜・日曜なのですが、土日は施主打合せが入ることが多く、他の火曜や木曜に振休をとり、2連休になるようにしています。

<人生において様々な選択肢があるかと思いますが、これからやりたい事などはありますでしょうか?>

妊娠出産子育て!と、仲間達と一緒に仕事をしたい!

<地方から東京校・京都校・大阪校とSDCに入学を検討されている方や、勉強をしようか悩んでいる方にアドバイスなどがあれば、エールをお願いします。>

11年前の私は、費用と時間に悩みました。大学を出たのに更に2年間、決して安くはないお金をかけて、親類も友達のひとりもいない東京へ上京するのが良いことなのだろうか、と。
でも今は、SDCにいた2年間がなかったら、今の私はないと思っています。

他の職業と違って、建築業界は気持ちがないと続けるのが難しい部分がたくさんあると思っています。知識も必要、作業量も多い、しかもデザインなんて終わりはなくて、時間が許す限りもっと良いものを、と考え続けてしまう。しかも、そこかしこに小さい罠がしかけられていて、ひとつずつ延々と自分から罠にはまり続けていくような仕事です。(経験を積むと、この罠は深い、その罠が今は待ったほうが良い、今は開けてはいけない罠だ、など罠経験値が上がっていくよね、と隣で夫が言っています。笑)

仕事をはじめて最初のころ、名刺入れにそれぞれ設計事務所の名前の入ったSDCの仲間達の名刺を入れて、へこたれると眺めていました。皆、その頃とは違う事務所に変わり、私も打たれ強くなりましたが、端がよれてくたっとなった名刺達は今でも大事にしています。

SDCでは、即戦力になる技術や、たくさんのプレゼンする機会による人前に立つ覚悟や責任など、多くのことを学ばせて頂きました。
…そして、同じように頑張っている様子が目に浮かぶし行き詰った時には話を聞きたくなるし、一緒に仕事することが目標になる。
きっと人生の終焉まで途切れず続くと自然に思える、そんな仲間を得られたことが私の一番の財産です。
あの贅沢な2年間は今の私を形づくっていて、きっとこれからの私もつくっていくのだと思います。

2年という時間やお金は決して安くはないけど、その2年がこれからの何十年をつくるとしたら、後悔の残らない対価です。そして、かけた時間を、お金を、どれだけ活かすも殺すも自分次第。ぜひ、一生懸命「直向に」頑張ってみてはいかがでしょうか。
きっとかけがえのない財産になるはずです。


キッチン空間アイデアコンテスト受賞作品・受賞者インタビュー

最優秀賞 /「jogger's kitchen」
「jogger's kitchen」時枝晴子さん

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受賞:インテリアコーディネーター科 時枝晴子さん

時枝晴子さん

<受賞が内定したときの率直な気持ちはいかがでしたか?>

賞をいただくのは、もう数十年以上昔のことで、久しぶりでとてもうれしかったです。

<受賞作品に関して、解説をお願いします。>

イラストは、インパクトを出すために明るい色使いを心掛けました。イラストと、紙面に使う色のトーンがバラバラにならないようにし、配置バランスを調整しました。
提案内容は、日常の出来事や、阪神大震災の経験から感じていたことです。

<作品で苦労したポイントなどはどこでしょうか?>

イラストは、広い面積を表現したかったので、上方向から全体を見下ろす感じで 自分の感覚で描きました。

<元々インテリアや建築の勉強はされていたのですか?>

インテリアは多少独学、建築は全くしていません。

<SDCに入学されるまでの簡単な経歴や職歴などを教えてください。>

輸入雑貨の商品企画をしていました。

<今回の受賞はこれからデザイナーとしての道に大きな追い風となると思いますが、これからやってみたい事などありますか?>

店舗や、住宅などたくさんの提案をさせていただきたいです。わかりやすいプレゼンテーションボードを制作し、コンセプトを明確に、パースや図面の精度をあげたいです。

<東京校・京都校・大阪校とSDCに入学を検討されている方や、勉強をしようか悩んでいる方にアドバイスなどがあれば、エールをお願いします。>

45歳になってからの入学でしたが、やりたい仕事に就けることを目標に勉強し、あっという間の1年を過ごしました。現在は設計会社で、SDCで学んだボードの作成、パース、日々の講義の全部を活かすことができ、本当にSDCで学べて良かったと感じています。卒業した現在、学校で揃えた道具もすべて使い仕事をしています。そして提案できる楽しさを実感しています。
これから入学を検討されている方には、ぜひSDCでたくさんのことを吸収していただきたいです!
私もこれから勉強し続けたいと思います。


優秀賞 /「NEWスタイル サポートキッチン」
優秀賞 /「FUN KITCHEN TRACK」
「FUN KITCHEN TRACK」岩藤めぐみさん

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受賞:インテリアコーディネーター科 岩藤めぐみさん

岩藤めぐみさん

<受賞が内定したときの率直な気持ちはいかがでしたか?>

はじめ入賞の知らせを聞いた時、えっほんとに私?と信じられなかったです。まさか入賞すると思っていなかったので。入賞できて、ただただ嬉しいです。あとモチベーションが上がり、もっと自分に自信を持って頑張っていこうと思いました。

<受賞作品に関して、解説をお願いします。>

幼稚園の運動場にキッチントラックが来ます。子供たちはネイティブの先生から英語と料理、お菓子、パン作りを学ベるテーマにしました。私はパティシエ、子供関係の仕事を経験しており、海外に住んでいたこともあり、その経験が今回のテーマのきっかけになりました。海外に住んでいた時、英語の発音で苦労したので、子供たちが楽しんで自然にネイティブの発音に慣れて同時に料理を学べたら楽しいだろうなと思いこのテーマを考えました。

<作品で苦労したポイントなどはどこでしょうか?>

トラックで、キッチン用具(オーブンなど)がまかなえる大きさか、フードトラックについて色々調べました。

<元々インテリアや建築の勉強はされていたのですか?>

絵を描くこと、美術館に行くのも好きで、インテリアには興味はありましたが、以前は全く違う職種で働いておりました。ニューヨークでアートの学校に通っていたので、アートには元々すごく興味はありました。

<SDCに入学されるまでの簡単な経歴や職歴などを教えてください。>

以前はカフェのパティシエをしており、デザインケーキを学ぶために6年ほどニューヨークに滞在しておりました。父の会社が内装関係で、日本に戻ってきて父の仕事を手伝うため、インテリアの基礎を学ぶためにSDCに通いました。

<今回の受賞はこれからデザイナーとしての道に大きな追い風となると思いますが、これからやってみたい事などありますか?>

今の仕事はまだまだ分からないことがたくさんあるのですが、SDCでも学んだベクターワークスをもっと使いこなせるように図面などをたくさん描いて上達していけたらなと思っております。

<東京校・京都校・大阪校とSDCに入学を検討されている方や、勉強をしようか悩んでいる方にアドバイスなどがあれば、エールをお願いします。>

SDCに通ったことで、同じ目標に向かっている人達と出会えて、勉強だけじゃない知識もつけることができ素敵な経験ができました。仕事と学校の両立で課題をこなすのが大変でしたが、卒業して達成感と意欲をもっと持つことができました。

SDCではインテリアの知識も学べますが、先生との距離も近いので分からないことなど色々聞くこともできますし、実際現場のことなども聞くことができます。そして同じ目標を持った素敵な仲間にも出会えます。

進路で色々悩まれると思いますが、一歩踏み出すと何かが変わり新たな自分の発見ができると思います。人生色んな選択肢が出てきますが、自分の思うままに進んでみるのもいいのかなと思います。

私のモットーは「やらない後悔よりやった後悔のほうがいい。」なのですが、皆さんも自分の気持ちを信じて前に進むと納得いくと思います。


奨励賞 /「晩酌が10倍楽しくなるキッチン」
「晩酌が10倍楽しくなるキッチン」兒玉悠伽さん

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受賞:インテリアコーディネーター科 兒玉悠伽さん

兒玉悠伽さん

<受賞が内定したときの率直な気持ちはいかがでしたか?>

素直にとても嬉しいです。評価していただいた審査員の皆様、協会や学校関係者様、アイデアの視野を広げていただいた先生、クラスの仲間に感謝の気持ちを伝えたいです。ありがとうございます!!

<受賞作品に関して、解説をお願いします。>

「キッチンは何をする空間なのか」という原点から着想を得ました。それは、「食材を美味しく調理する場所」であり、人それぞれよく作る料理、好みは違います。オーダーキッチンは数多くありますが、外装や収納量は選べても、機能そのものを選ぶというものは、数少ないように感じました。調理器具は多くあるのに、なぜキッチンはどれも同じ機能なのだろう?という疑問から生まれたアイデアです。

このキッチンには、私の好みを盛り込んでいます。もっと手軽に家で作れたら…という物を、身近にある物の原理を応用し、さらに熟年離婚やECという社会情勢と掛け合わせ、完成しました。
より美味しい物で、より団らんを楽しめるきっかけになれば良いと思います。

<作品で苦労したポイントなどはどこでしょうか?>

いかに作品を目立たせるか、に力を入れました。配色や文章、構成は何度もやり直しました。

<元々インテリアや建築の勉強はされていたのですか?>

いいえ。

<SDCに入学されるまでの簡単な経歴や職歴などを教えてください。>

機械系のメーカーに勤めています。現職で学んだことが、作品に活かせています。

<今回の受賞はこれからデザイナーとしての道に大きな追い風となると思いますが、これからやってみたい事などありますか?>

デザインの醍醐味は、正解が1つではないところにあると思います。まだ知識も経験も浅いですが、いつか自分だけのアイデアやデザインで、誰かの心を動かすことが出来れば理想的だと考えています。

<東京校・京都校・大阪校とSDCに入学を検討されている方や、勉強をしようか悩んでいる方にアドバイスなどがあれば、エールをお願いします。>

入学して、ものづくりの面白さを実感できたように思います。道理を知れば、もっと身の回りの物や景色が面白くなって、毎日発見と驚きがあります。何より楽しいです。

仕事と学業の両立は厳しいですが、今回のコンペのように、物事を達成する度、自身の基盤になっていくと思います。
悩むくらいやりたいのなら、是非ご入学をお勧めします!笑


奨励賞 /「つながるキッチン」
「つながるキッチン」永田梓さん

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受賞:インテリアコーディネーター科 永田梓さん

永田梓さん

<受賞が内定したときの率直な気持ちはいかがでしたか?>

まさか賞をいただけると思っていなかったので、びっくりしました。嬉しいです。

<受賞作品に関して、解説をお願いします。>

コロナ禍で人とのつながりの大切さを実感する中で、1人で家でご飯を作る時や食べる時も会いたい人と繋がることのできるキッチンを考えました。
キッチンとダイニングの間仕切り壁を液晶にすることで、機能性・視覚的にもシンプルなものにして、取り入れやすい形にしました。

<作品で苦労したポイントなどはどこでしょうか?>

初めのコンセプト決めが一番苦労しました。

<元々インテリアや建築の勉強はされていたのですか?>

興味はありましたが、勉強はしたことが無かったです。

<SDCに入学されるまでの簡単な経歴や職歴などを教えてください。>

建設業界で事務職として働くうちに、以前から憧れのあったインテリアという業界に興味を持ち、勉強してみたいと考え、入学を決めました。

<今回の受賞はこれからデザイナーとしての道に大きな追い風となると思いますが、これからやってみたい事などありますか?>

まだ具体的に転職は考えていませんが、そのタイミングがあれば家のインテリアに携わる仕事に就きたいです。

<東京校・京都校・大阪校とSDCに入学を検討されている方や、勉強をしようか悩んでいる方にアドバイスなどがあれば、エールをお願いします。>

私は 入学するまでは表面的なインテリアしか見ていませんでした。しかし、学校ではインテリアだけでなく、構造の仕組みやCADの使い方まで教えていただけるので、多角的な知識が身に付きます。
授業を教えてくださる先生も、色々な仕事のジャンルの方々がいるので、そういった方とお話することも勉強になります。

今は転職を迷っていますが、もし転職しなかったとしても、学校で学んだことは良い経験になると思っています。
思い切って入学して良かったです。


奨励賞 /「二つの顔の食育棟がある小学校」
「二つの顔の食育棟がある小学校」大矢かおりさん

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受賞:インテリアコーディネーター科 大矢かおりさん


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