インテリア設計士資格試験

インテリア設計士資格試験の概要

インテリア設計士の資格は社団法人日本室内装備設計技術協会が主催している資格の名称です。
この資格は2級と1級の2種類に分かれておりインテリア設計に係る高度な知識と技術が求められる資格になります。また、2級及び1級の受験資格が設定されており大学・専門学校・各種学校または実務経験が求められます。
資格の概要は下記になります。
インテリア設計士は、新築住宅、戸建住宅や集合住宅のリノベーション、オフィスビル、商環境、モデルハウスなどにおいてインテリアの設計などを行い、より快適で安全、魅力的なインテリア空間の提供に努めています。

試験日 年1回 7月頃の2日間
試験科目 学科試験と実技試験の2種類
受験資格 協会の定める規定を満たすもの。
※詳しくは日本室内装備設計技術協会へお問い合わせください。
試験会場 協会支部の指定する場所にて
共通項目
受験料 15,000円
申請期間 5月~6月
※詳細は日本室内装備設計技術協会へお問い合わせください

試験内容

インテリア設計に関する知識が求められます。建築の知識・技術を始め、インテリアに関する技能も求められます。受験資格が大学の建築学科や専門学校、または実務経験を求められますが経験者が受ける為、合格率などは比較的高めで、勉強や仕事のなかで併せて勉強していくと合格はしやすいでしょう。

勉強時間(難易度)

一般的な勉強時間は2級で3カ月程度と言われています。1週間の勉強時間を5時間として60時間程度 1級では3カ月以上の勉強が必要ですので、100時間は見込んでおきたいところです。 当然経験者がと言う試験ですので、条件を満たせる方でも1から始める場合はその限りではありません。

合格率

合格率は2級で80%程度、1級で50%と経験者が受けるものとしては易しめになっています。

インテリア設計士資格の勉強方法

試験に合格しインテリア設計士になるためには、どのような勉強方法が望ましいでしょうか。
受験資格が経験者に定められていますので、基礎的な勉強はする必要はあまりないと思います。むしろ過去問の問題傾向とそれに対する勉強。また、プランニングと製図の試験もありますので、時間内にまとめ上げる為の作図の練習が大切でしょう。※特に近年はパソコンを使ってのCADで図面を描いて行く為、手描きの図面に慣れていない方は注意が必要です。

インテリア設計士の資格はインテリアプランナーやインテリアコーディネーターなどの資格にも近しいものを持っています。ただ実務経験や学校での勉強経験を求められる試験になりますので、受験を検討されている方はきちんとした基礎訓練を専門学校などで受けておかなければ受験は難しいでしょう。

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